レビュー記事の書き方を知りたい…。どうすれば上手く書けるのかな?
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、月間利用者1700万人を超えるWebメディアで、新商品のレビュー記事を5年ほど書いているすみれママが、書き方のコツやヒントをお伝えしますね。
わたしが書き続けてきたのは“新商品のレビュー記事”ですが、この書き方は、どの分野にも使えると思いますよ!
この記事では、初心者でも簡単に始められるレビュー記事の書き方を4つのステップで紹介します。
レビュー記事では、商品を実際に使ってみた感想やメリット・デメリットを正直に伝え、読者の購買意欲を引き出すことが大切です。
そのためには何が必要なのか、詳しく解説しますね!
この記事は、わたしが現場で学んできた体験談を盛りだくさんでお届けします。
他にはない情報がたくさんあるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
そもそも、“レビュー記事”とは何?
SEO記事や取材記事、ニュースなど、インターネット上のWebメディアには、さまざまな記事が掲載されていますよね。
では、レビュー記事とは、どのような記事なんでしょうか?
わたしが考えるレビュー記事とは、
そのモノ・コトを、より細部まで具体的に、あなたの主観で伝える記事
のことだと思っています。
ここのポイントは、“あなたの主観で伝える”ということです。
例えば、Aという商品があったときに
・安くて最高だ!
と思う人もいれば
・この部分が残念すぎる…
と感じる人もいるでしょう。
同じAというものであっても、感じ方は人それぞれです。
レビュー記事では、対象物に対して「わたしがどう思ったのか」という部分をより詳しく解説していきます。
そのために必要なのは、観察する力です。
「ちょっぴり気の利いた言い回しが必要」「かっこいい言い方が必要」ということはありません。
ありのままをより具体的に伝える、観察力が、レビュー記事では重要になります。
レビュー記事の書き方①購入理由を書く
まずは、なぜあなたがそれを購入したのかを明確にして書き出すことです。
例えば、私は最近Temuという通販サイトにハマっているのですが、そこで娘のためにおもちゃを購入しました。
それがこちらです。
めっちゃかわいい、電子レンジのおもちゃですよね。
これを購入した理由としては、以下のようなものがあげられます。
- 2歳の子どもが楽しめるおもちゃを探していた
- おままごとが大好きなので料理に関係するおもちゃを探していた
- 青とピンクがあるが子どもはピンク色が好きなのでこっちにした
- 電池を入れたら中のお皿がまわるので楽しそう
- お皿やフォーク、パンなどのおもちゃもついている
- サイズ感がおもちゃを収納する棚にぴったり
- ボタンを押すだけで使えるので操作が楽
- ボタンを押すというのも楽しい=子どもが長く楽しめる
- 2000円以下で購入できる
このように「なぜ購入したのか」という部分を振り返ると、いろいろな要素が出てきますよね。
これを文章にまとめてみます。
わたしは、2歳の子どもが楽しめるおもちゃを探していました。そこでおままごとが大好きな子どもにぴったりの料理に関係するおもちゃを見つけました!
このおもちゃには青とピンクの2種類がありましたが、子どもがピンク色を好むためピンク色のものを選びました。
電池を入れると中のお皿が回る仕組みになっていて、とても楽しそうです。また、お皿やフォーク、パンなどのおまけのおもちゃも付いています。サイズ感も丁度良く、おもちゃを収納する棚にぴったりと収まります。
このおもちゃはボタンを押すだけで使えるので操作が簡単で、子どもにとっても楽しそうです。ボタンを押すというアクション自体が子どもにとって楽しく、長く楽しむことができそうだと感じました。
さらに、2000円以下で購入できるため、お手頃な価格も魅力的です。
という記事にすることができます。
単に「かわいいから!」「安いから!」という理由では、レビュー記事では情報が物足りなくなります。
なので、まずはこのように、深くまで購入理由を掘り下げてみましょう。
レビュー記事の書き方②商品の細部の情報を書く
次に、商品がどのようなものか、基本的なスペックや特徴を詳しく説明します。
ここでも、先ほどのおもちゃの電子レンジを使って、詳しい書き方を解説しますね。
こちらのおもちゃを、詳しく観察していきましょう。
すると、
- ボタンが7つある
- 横25㎝、高さ15㎝、縦10㎝
- ピンク色は少しオレンジがかっていておしゃれ
- 水色とピンク色という組み合わせが気に入った
- 角が丸いので子どもが頭などをぶつけても怪我しない
という情報が出てきます。
これを文章にまとめてみます。
このおもちゃには7つのボタンがあり、サイズは横25㎝、高さ15㎝、縦10㎝です。ピンク色は少しオレンジがかっていておしゃれな印象を受けました!海外っぽくてよいですよね。
水色とピンク色の組み合わせも気に入っています。また、角が丸くなっているため、子どもが頭などをぶつけても怪我しにくい設計になっています。
こんな感じで、レビュー記事の1つの見出しができあがりました。
形容詞やオノマトペも有効
また、五感に訴える形容詞やオノマトペを使って、読者に使用感を具体的にイメージさせるのもおすすめです。
例えば、
- ボタンを押すとピッピッっという音が鳴る
- ウイーンという音とともに中のお皿が回る
このように五感を意識するとイメージがわきやすいですよね。
これを文章にまとめるとこのようになります。
このおもちゃは、ボタンを押すと「ピッピッ」という音が鳴り、さらに「ウイーン」という音とともに中のお皿が回ります。
こんな感じで、商品を詳細に観察して、その情報をまとめた後は、実際に使用してみた感想を記入しましょう。
レビュー記事の書き方③使用感や体験談を書く
次に、実際に使ってみた感想を具体的に述べてみましょう。
メリットだけでなくデメリットも正直に書くことで、読者の信頼を得ることができます。
今回のおもちゃの電子レンジであれば、娘のために購入したので、実際に娘が使ってみた感想を書きます。
- 娘はおもちゃを見た瞬間に「わあーい!」といっていた
- 早速、野菜や果物のおもちゃを電子レンジに入れていた
- 出来上がった後は、それをお皿に入れて「どうぞ」と出してくれた
- おままごとのレベルが上がったと感じた
- 毎日使っている
- 電池の消費が早い(デメリット)
これを文章にまとめてみます。
娘はおもちゃを見た瞬間に「わあーい!」と喜びの声を上げました。早速、野菜や果物のおもちゃを電子レンジに入れて遊び始め、出来上がった後にはそれをお皿に盛り付けて「どうぞ」と出してくれました。おままごとのレベルが上がったと感じる瞬間でした。毎日使っているので、電池の消費が早くてすぐに交換する必要があるのは、デメリットだなと感じます。
こんな感じでまとめることができます。
ポイントは、使用している絵が浮かぶかどうかです。
レビュー記事の書き方④写真や動画を使う
さて、ここまではレビュー記事の書き方のコツをお届けしてきました。
これが、書き方の基礎となる部分です。
さらにレビュー記事では、文章だけでは伝えにくい情報を写真や動画を使って補完します。
そのときは、写真の下に、その写真を説明する文章を入れるという構成にしましょう。
例えば、
ハンバーガーの絵が付いたボタンを押します。すると、「1:00」という数字が表示されました。
とこのように説明してあげることで、より具体的なイメージがわくようになります。
レビュー記事では、そこまで多くの文字数が必要なわけではありません。
それよりも実際の使用シーンを見せて、イメージを持ってもらうことが大切です。
そのためには、写真や動画をしっかりと活用しましょう!
それにより、読者に商品の魅力をもっと具体的に伝えられますよ。
次によりレビュー記事の情報が深くなる、書き方のポイントを解説しますね!
レビュー記事の書き方の3つのポイント
ここで紹介するポイントは、あくまでも「+α(アルファ)」のようなものなので、Webメディアによっては必要ないかもしれません。
ただ、より詳しい情報を掲載したいときなどには追加するとよいでしょう。
わたし的には、初心者はあくまでも参考程度にとどめておいてもらえればと思います。
他社製品との比較を書く
類似商品と比較することで、レビューしている商品の特長を際立たせられます。
とくに比較表を使うと一目で違いがわかりやすくなりますよ。
例えば、
- サイズ(横/縦/高さなどのセンチ)
- 価格
- 色
- 機能
などが比較されていると、よりイメージが湧きやすいうえに、購買意欲をそそることもできますね。
他ユーザーの口コミを書く
AmazonやX(旧Twitter)などから他のユーザーの口コミを引用し、記事内で紹介するのも有効です。
これにより、記事の信憑性が高まります。
わたしもそうですが、何か商品を購入するときに口コミを参考にする人も多いですよね。
例えば、今回のおもちゃの電子レンジの口コミには
- 色がとってもかわいかったので購入しました!価格以上の商品に見えます。
- 中のお皿が回るのでとても本格的だと感じました。子どももとても喜んでいます。
というような口コミがありましたよ!
こうした、他の購入者の口コミを届けることで、商品に対する信憑性が増しますね。
商品のデメリットも正直に伝える
デメリットを隠さずに伝えることで、記事の信頼性を高められます
読者は良いことばかりでなく、悪い点も知りたいと思っています。
そのため、「いいことばっかり!」と書いてあるレビュー記事よりは
- ここが良くなかったけど、価格的には許容範囲内かな
- 思った以上に安っぽく見えた
などの本音が書いてある方が、喜んでくれます。
レビュー記事にするのだから、いいことばかりを書かなきゃ!と意気込むよりは、真正面から商品と向き合い、素直な気持ちを書くというように意識した方が良いでしょう。
もちろん、「絶対にこの商品を売る!」と決めている場合は、レビュー記事ではありますが、それにWebマーケティングの要素を加えて、LPのような内容にした方が良いと思います。
レビュー記事=購買につなげる というわけでもないので。
それよりは、正直な感想をお届けする方が、読者にとってはタメになりますよね。
レビュー記事の情報量を深くするコツ
次に、レビュー記事の情報量を増やすコツを紹介します。
実験系を盛り込む
既存の商品と購入した商品の違いを実験し、それをまとめるのも有効です。
例えば、海外製のホットアイマスクを購入して、それのレビューを書く場合
- 温まる時間帯に差はあるのか
- 大きさに違いはあるのか
などを盛り込むと、情報がグンっと増えますよね。
こんな風に実験系を意識してみるのもおすすめです。
購入しようか迷ったものも紹介する
「これとこれで最後まで迷いました!」という情報も、読者にとっては参考になると思います。
最終的な決め手が何だったのかまで伝えると、よりその商品が魅力的に移りますよね。
こうした情報を盛り込むことで、記事の信頼性も高まります。
レビュー記事の書き方まとめ
この記事では、初心者向けのレビュー記事の書き方を4つのステップで紹介しました。
実際に使ってみた感想や他ユーザーの口コミを交えながら、読者にとって価値のある情報を提供することが重要です。
要点をまとめていきます。
- 購入理由を書く:なぜその商品を購入したのかを具体的に説明する
- 商品の細部を観察する:スペックや特徴を詳細に記述する
- 使用感や体験談を書く:メリットとデメリットを正直に伝える
- 写真や動画を活用する:視覚的な情報を補完する
- 他社製品との比較や口コミを引用する:信頼性を高めるために他のユーザーの意見も紹介する
さらに、以下のポイントも押さえておくと効果的です。
- 形容詞やオノマトペを使う:五感に訴える表現を使って、読者に使用感を具体的にイメージさせる
- デメリットも正直に伝える:良い点だけでなく悪い点も含めることで、記事の信頼性を高める
- 購入するべき理由を示す:商品を購入することで得られるメリットを具体的に示す
- 実験をしてみる
- 最後まで購入しようか迷った商品も紹介する
これらのポイントを押さえて、読者にとって価値のあるレビュー記事を作成しましょう。
レビュー記事で大切なことは、「あなたがどう感じたのか」ということです。
あなたの主観でその商品の魅力を感じ取り、それを、まずは箇条書きでまとめて文章にしましょう。
レビュー記事を魅力的にするためには、あなたの感性を信じて、それを言葉にしてみることです!
最初からうまくはいかないかもしれませんが、この記事を参考にしてぜひ書き続けてみて下さいね。
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